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フーファイターズのアルバムについて紹介したい

フーファイターズ。フロントマン、デイブグロール率いるロックバンド。

デイブグロールは90年台のロックの一大イベント、グランジブームを率いたあの伝説のバンドニルヴァーナのドラマーで、ドラマーとしても怪物級の実力者ですが、ニルヴァーナ解散後、作曲家、ボーカリストとしての才能を開花させ、フーファイターズを結成。1990年台末から現在まで活動を続けています。

 


さて、そのフーファイターズのアルバムを解説していきたい!

先週10作目のアルバムmedicine at midnightが発売されました。これまたいいアルバムでしたが、私の中でこれまで10作のうちのベストアルバムは決まっています!

 


ズバリ、私は7作目、wasting lightが好きです!

デイブグロールの自宅ガレージでアナログ録音された本作は他のどの作品よりも熱く、生々しい音が聴けます。ロックンロールとはこういうものだったなと再確認できます。この時代に、ロックのアナログ感やグルーブの質が変わっていくこの時代に、このような作品を魅せてくれたフーファイターズというバンドは本物のロックバンドだと感じます。

ただロックなだけでなく、these daysやwalkのような名曲もしっかりと収録されていて隙のない作品と感じます。

 


その他もいい作品だらけです。はっきり言って2位以下は私には決めづらいです。それぞれよさがあります。似た作風とも言えますが、微妙に空気感が違って面白いです。

初期はグランジロックの雰囲気そのまま引き継いで勢いのあるロックを展開しています。音作りもかなり荒々しいです、

曲単体でみると最も有名かもしれない、Everlongなどの名曲も初期のもので2作目the color and the shapeに入っています。この作品にはmonkey wrenchやmy heroといった名曲も入っており、初期の代表作といえるでしょう。

その後メンバーチェンジを繰り返しつつも作品を重ねていき、wasting lightが一つの到達点のように私は感じます。が、それも好みだと思います。私は好き。

そしてWasting light以降の2つの作品は、音作りが荒々しさが減り、整った綺麗なものが増える印象です。その分曲の幅は広がって、9作目concrete and gold収録のthe sky is a neighborhood のような美しくスケール感の大きな曲も誕生するので、バンドの成長とも取れる変化でしょう。

そして最新作はまた昔の荒々しさも取り戻しつつ、新たなアプローチを試みてます。今後の歩みにもとても興味がもてますね。

 


まあ、一つ言えるのは、どの作品もロックンロールで最高にかっこいいということですね!

 


みんなでフーファイターズを楽しみましょう